カボスの味力 みりょく

 クエン酸、ビタミンCなどを含むカボスは、私たちの健康を維持するのに大変利用価値のある食品です。
例えば、カボスに含まれるクエン酸は胃液の分泌を正常にしてくれるので、胃弱の人や食欲不振のときなどに効果的で、風邪を引き始めたときもカボスのビタミンCが威力を発揮します。
その他に筋肉中に蓄積された乳酸によって生じる疲れの肩こりや頭痛もクエン酸をたっぷり摂ることによって、ぐっと楽になってきます。

香りの特徴

 においに対する感覚は五感の中で最も鋭敏で、情緒に密接に結びついているといわれます。やわらかくて懐かしい香りやにおいは心を落ち着かせ、安らぎを与えてくれます。中でもカボスなどの柑橘類はいきいきとしたフレッシュな香りで多くの人に好まれています。
また、料理においてのカボス酢は素材のもつ香りを完全に覆ってしまうのではなく、各素材を十分に活かす脇役として活躍しています。

果実としての甘味が豊富で、酸味・ミネラルバランスにより食材に味わいの輪郭をつける大分カボスの味カ!

大分県産カボスは、酸味・甘味とミネラルバランスの 調和が他の香酸柑橘類とは違います !

 カボスは、香酸柑橘類の中では酸味が低く、食材の味を酸味が消すことがないため、焼き魚や鶏肉、豊後牛等の素材の味わいを引き立たせるような料理に使うことにより、素材の味わいとの調和が活かされると考えられます。
 また、ミネラル分としての塩味がしっかりしていることから、食材に塩を添加する代わりにカボスを添加することにより、減塩効果が期待されます。
 一方、ゆず・すだち・海外産レモンは味のバランスだけだとよく似ているため、それぞれの特徴が香りによるものであると考えられ、国産レモンはカボスに似ていますが、酸味がかなり強めであることが分かります。

味覚センサーで測定した結果、大分県産カボスは、他の柑橘類と比較して、酸味のほどよいバランスと高い甘味に特徴があることが分かりました。( 味香り戦略研究所・2006/8-10月調べ )

(注)柑橘類は個体差がありますので、季節・産地の違いによっては今回のデータと若干変化する場合があります。